【from 編集長】青森キルトフェスタ2022

青森と東京でショップ&ギャラリー、ジョアンを経営しながら、生徒さんの指導、そしてキルト作家として長年活躍を続ける丸屋米子さん。
和布の魅力を引き出した大胆なキルト作品が内外で高い評価を得てきましたが、それに加えとびきりの笑顔とつい頼りにしたくなる太っ腹なキャラクターも大人気です。
そんな丸屋さんが、7月1~3日まで青森でキルトフェスティバルを開催するというニュースを聞き、心から応援したい気持ちで、現地に駆けつけました。

東京から新幹線で新青森へ。そこからローカル線で青森に向かい、会場の東奥日報会館を目指しました。
その新しくて天井高のホールでは、キルト展示が行われ、新旧の丸屋さんの作品が一堂に展示された他、友情参加のキルト作家のキルトが並んでいました。
展示空間の他にはショッピングブースが用意され、全国の人気キルトショップが出店して賑わっていました。

「コロナの前には普通に全国各地で開催されたキルトフェスがなくなり、危機感を覚えました。
青森でキルトフェスを開催する決心をしたのは、イベント開催を誰かがやってくれるはずと待っているだけでなく、自分が先頭に立ち、まずは小さい規模でも地元で頑張ってフェスを開催することだと思ったからです」と丸屋さんは語ります。

そんな想いに共感した方々が、地元から全国から集まり、丸屋さんの初のイベントを盛り上げました。
会期中にはキャシー中島さんによる、友情出演のトークショーも行われました。
今回は3日間のみでしたが、会場での来場者の反応は良くぞやってくれたとポジティブで早くも次回の実現を期待する声が聞かれました。

ご自身の作品の前で、丸屋米子さん。

会場に飾られた大作キルトの数々。圧巻です。

パッチワークキルトのテクニックを用いたドレスも展示されました。

ますます活躍が期待される丸屋米子さんですが、11月10日発売予定号、キルトダイアリー7号にご登場いただきます!!
「素敵な大人が持つバッグ」特集にて、大作キルトでもよく用いられている藍染め布を使ったバッグをご紹介いただいていますので、そちらもぜひお楽しみに!!

キルトダイアリー7号からの年間購読のお申し込みは8月26日よりスタート!

お申し込みはこちらから → https://koudoku.quiltdiary.jp/

 

 

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